放送・表現上の注意語 #地域 #言い換え #自主規制
川向こう
かわむこう
川の向こう側を指す語。地理の説明としては中立に聞こえますが、特定地域や住民を排除・差別する符丁として使われてきた経緯があり、一覧では使わない、とされる例があります。
背景
「川向こう」(かわむこう)は、文字どおり川の対岸を指す地理表現です。一方、地域によっては特定の集落や住民を指す符丁として使われ、排除や差別の文脈と結びついてきた、と指摘されることがあります。そのため一覧では「使わない」と明記される例があります。
公共メディアでは、場所を示すときは町名・地区名・「川の対岸の〜」など、誰かを符丁で排除しない具体名を選びます。安易な慣用が人権侵害になりうる典型です。
日本の放送における扱いは、法令による全国一律禁止ではなく、部落差別をはじめとする人権への配慮に基づく自主規制が通例です。
メディアでの扱いのポイント
- 符丁としての使用: しない
- 地理: 具体的な地名・方位で
- 歴史: 差別の文脈に触れる場合は慎重・教育的に
学びの観点
「川向こう」は、平凡な地理語が排除の暗号になりうることを示す例です。言葉の「普通さ」に潜む差別を見抜くメディアリテラシーの教材になります。
備考
monoroch 等では「使わない。川を隔てたむこうの岸の意」と注記される例があります。部落差別などとの関連が指摘される文脈では特に慎重さが必要です。
出典・参考
個人収集のいわゆる放送禁止用語一覧。公式局内リストではない。使わない旨の注記。
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18