放送・表現上の注意語 #犯罪 #歴史 #言い換え #自主規制

引かれ者

ひかれもの

別名・異表記: 刑場に引かれる罪人(意味の方向)

刑場へ引かれていく罪人などを指すと説明される語。一覧ではなるべく使わないとされ、犯罪者を見世物めいたラベルで呼ぶ語感があるため、公共メディアでは「死刑囚」「被告」など制度上の語が選ばれます。

背景

「引かれ者」(ひかれもの)は、いわゆる注意語一覧で取り上げられてきた語の一つです。注記では「刑場に引かれていく罪人の意か」とされ、刑罰の過程で連行される人を指す用法が想定されています。「なるべく使わない」とされる理由は、犯罪や刑罰に関わる人を見世物や烙印のように呼ぶ語感が強く、人権・報道倫理の観点から不適切になりやすいからです。

現代の司法報道では、「被告」「被疑者」「死刑囚」など、手続上の地位を正確に表す語が標準です。歴史・文学の文脈で登場する場合も、注記や批判的な扱いが望ましいです。

日本の放送における扱いは、法令による全国一律禁止ではなく、番組基準と社会通念に基づく自主規制が通例です。

メディアでの扱いのポイント

  • 現代の司法報道: 手続上の正確な呼称を使う
  • 歴史・文芸: 文脈と注記を付す
  • 噂・ネット: 人を烙印する用法は避ける

学びの観点

「引かれ者」は、刑罰を語る言葉が人への侮蔑に転じうる例です。犯罪報道における言葉選びが、公正と尊厳に関わることを示します。

備考

monoroch 等では「なるべく使わない。刑場に引かれていく罪人の意か」と注記されます。歴史叙述以外での現代用法は避けやすいです。

出典・参考

  1. 放送禁止用語一覧(monoroch)

    個人収集のいわゆる放送禁止用語一覧。公式局内リストではない。なるべく使わない旨の注記。

    参照日: 2026-07-18

  2. 放送禁止用語 - Wikipedia

    参照日: 2026-07-18

  3. 差別用語 - Wikipedia

    参照日: 2026-07-18

  4. 表現の自主規制 - Wikipedia

    参照日: 2026-07-18