浮浪児
ふろうじ
別名・異表記: ホームレスの子供(一覧上の言い換え例)
定住先を失い路上などで暮らす子どもを指す語。侮蔑・好奇の対象化しやすく、公共メディアでは「路上で暮らす子ども」「保護を必要とする子ども」など状況と権利を前に出す表現が選ばれます。
背景
「浮浪児」(ふろうじ)は、定まった住居を失い、路上や不安定な場所で暮らす子どもを指す語として使われてきました。戦後直後などの社会史では重要な語彙ですが、子どもを「浮浪」と一括すると、保護の対象というより排除・好奇の対象にしやすい、との批判があります。
いわゆる注意語一覧では、言い換え例として「ホームレスの子供」が示されます。公共メディアでは「路上で生活する子ども」「児童相談所の保護を必要とする子ども」など、状況と権利を説明する表現が選ばれます。プライバシーとスティグマへの最大限の配慮が必要です。
日本の放送における扱いは、法令による全国一律禁止ではなく、子どもの人権に基づく自主規制が通例です。
メディアでの扱いのポイント
- 人へのラベル: 避ける
- 言い換え: 状況と支援の必要性を説明
- 歴史: 戦後史では注記付きで扱う場合あり
学びの観点
「浮浪児」は、子どもの困窮が蔑称的な一語に圧縮されてきた例です。誰の尊厳を言葉が削るかを、児童福祉の視点から考える入口になります。
備考
一覧では言い換え例として「ホームレスの子供」が示されます。戦後史では固有の社会問題として語られる文脈もありますが、現代の子どもを指すラベルとしては避けます。
出典・参考
個人収集のいわゆる放送禁止用語一覧。公式局内リストではない。言い換え例としてホームレスの子供等。
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
関連用語
日雇い
ひやとい
日ごとに雇われる働き方、およびその労働者を指す語。制度・統計では今も使われますが、人を見下す文脈では「日雇い労働者」「日々雇用の労働者」など説明的な表現が望ましいです。
孤児院
こじいん
親を失った子どもを収容する施設を指す旧称。現行制度では「児童養護施設」などが標準で、公共メディアでも現行名称が優先されます。
乞食
こじき
物乞いをする人や、貧窮して路傍にいる人を指してきた語。侮蔑が強く、公共メディアでは「路上生活者」「困窮して支援を必要とする人」などへの言い換えが選ばれます。
ルンペン
るんぺん
失業者や路上で暮らす人を指す外来語由来の俗称。侮蔑が強く、公共メディアでは「失業者」「路上生活者」「困窮して支援を必要とする人」などへの言い換えが選ばれます。